正直であること 嘘をつかない サティヤ

八支則

「サティア」とは?

サンスクリット語で「サティヤ」とは「真実」「正直であること」」と訳されます

「嘘をつかないこと」と言われることも多いサッティヤですが、
嘘をつかないために、正直に話しなさい!と言っているわけではありません。
(母と子の様子が頭に浮かびますね・・・)

まず「真実」を相手に伝えることそれが伝える相手にとって役に立つことであるかを考えましょう
相手にとって話す必要のないことは口を慎む。

次に自分に対しても「真実」であるのかを客観的に見ていきます。五感を使いカラダと心から感じることをそのまま受け取っていく自分の心が「そのまんまで良いよ」と心が軽やかになることができることが自分に対しての「真実」なのです。
自己犠牲がクセになっている人はこの「真実」が良く分からなくなってします。
自分の心に負担がかかってしまうことが当たり前となってしまっているからです。
自分で「そのままで良いよ」と優しい気持ちを持てる、認めてあげる心を持ちたいですね。
そのことを繰り返すことにより、必要のない判断をしている時、気がつけるようになっていきます。この気づきが後々、真実を見極める力となっていきます。

自分にも相手にも苦しみを与えないために、ありのままをみて、行動を見極める

人は一人では生きてはいけない。必ず対人関係が発生します。
そして対人関係で悩むことは必ずしも誰もが通る道でしょう。

例えば・・・
姉弟ケンカをしている最中に出くわすとします。
なぜケンカしてしまったのかその場にいなかったので原因は分かりません。
姉の話を聞くと「何もしていないのに弟が叩いてきた!」
弟の話を聞くと「姉が嫌味ばかり言ってムカついたから叩いた!」と両者の意見があります。
私からするとどっちもどっちなので、子供のケンカはよっぽどのことが無い限り仲裁にも入りません
自分達で解決してくれ とww
これが、姉だけ、弟だけの意見しか聞いていないと片側が悪く聞こえます。
しかし、両者の意見を聞いてみるとどっちもどっちであることがわりと多いように思います。

日常生活での相談話でも実は相手側の話を聞くと全然違うやん!みたいなことはよくあるお話です。
「サティヤ」は見極めの力を培いっていくこと それが必要なことですね。

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