因果応報 カルマ

ヨガ哲学

カルマとは
過去に行った行為が良いこと悪いことであってもいずれ必ず自分に返ってくるという意味
です

よくある話ですよね
嘘をついてバレた時、嘘つきと認定されてしまい信用がなくなった
人を傷つけた言葉を言ってしまい縁を切られてしまった
先の事を何も考えず何もしない人と未来を考えて行動している人になると少し先の未来になった時、経験値の差がとんでもなく開いています。

一番身近であると思うのが お金 未来への貯金です
お給料の中から毎月1万円貯金しているとします。自身の未来の為の貯金や
使う予定が無かったお金だったので使わなかったらお金はたまります。
ある日突然病気になってしまい、今まで通り働けなくなってしまいました。
でも過去に貯金をしてきたおかげで、しばらく生活は出来そうです。
良い行いの結果が良い結果を生んだカルマです。

また、運動することなく毎日を過ごしていると身体の動きが鈍くなり、太ってきました。
何とかしたいと毎日思うものの、思うだけで何の行動も起こさなかった結果、さらに太ってしまい自己嫌悪に陥りました。
痩せたいとの思いがありつつ行動を起こさなかった生んだマイナス要因のカルマです。

などなど 身近なところでも色々とカルマは存在します

カルマとは 日本語で因果応報 
因果応報と聞くと馴染みの多い方も多いと思います

因果応報とは
どのような小さな出来事においても必ず原因が存在し、
どのような行いであっても結果が自分に返ってくると考えられています

例えば自然界の水
雨が降ると川などを通り海たどり着く

海や池に太陽が当たると水分が蒸発する

水分を含んだ空気は上空で凍り雲となる

雨雲となり再び雨になり地上に降りる

水は突然現れるものではなく、存在したもの(雨雲)が姿を変えて水となって現れます
地上での水、空気中の蒸気の状態、上空での雲(氷)、状態を変えながらも水であることには変わりません。水は姿を変えながら繰り返し存在するのです

よってこの世に存在する全ての事柄、生命は、原因があって現れるのです。
物質的なものだけでなく、私たちの生命も、偶然と思われる事柄も、全て元になるカルマ(行為・業)が原因です

カルマでよくあるお話が 幸せになるためには良い行いをすればいい(=徳を積む)

良い行いは人にとって捉え方は様々ですが形だけの行動では幸せになれません

良い行いをすれば幸せ、悪い行いは不幸を招くと考えられて言うます

しかし、四六時中「良い行為・良い結果」に縛られることはありません
「良い/悪い」の基準は自分が存在している社会や個人によって違います。
人生生きていると人それぞれの苦しみ、悲しみ、楽しみ、幸せがありますが、自身の病気や身近な人の死、人との別れなどは回避することはできませんよね
どれだけ正しい行動をした賢者でも同じです

結果に縛られることなく今ある時間に目を向けて、自分の良い、悪いの基準を持って生きていきましょう

 

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