現実逃避したくなった時に思い出して欲しい「ダルマ」

ヨガ哲学

ヨガを哲学に触れたことがない人からすると「ダルマ」と聞くと「ダルマさん」ですよね

 

ヨガ哲学で使われる「ダルマ」は「義務」という意味です

「義務」というと色んな解釈が出来てしまうので
今回は自分が生まれてきた目的、その人の今の人生における使命と解釈してお話します。

人間は、この世に誕生する前から、大筋の枠で運命が決められています。
誕生した目的、指名があらかじめ決められているとヨガ哲学ではいわれています。

カルマと似ています カルマ=因果応報 カルマ

今、目の前にある現実を受け入れることが困難な状況であると感じているのであれば、今世紀の人生を生きるあなたの使命(ダルマ)ではないのかもしれません。

ヨガ哲学(ヴァガットギータ)ではその人にとっての使命(ダルマ)は、周囲との調和を持って全うする生き方が尊いと言われています。よって、今取り組んでいることが好きな事であっても、自分の中で受け入れられない現実として存在しているのであれば、それは執着かもしれません。
もし他にも取り組むべきことができたのであれば、思い切って、今取り組んでいることを手放してみて方向転換して進んでみると、人生が充実する可能性もあります。

「自分の内側には直観が宿っている」とヨガ哲学では説かれています。
直感というとスピリチュアル感が出てきますが、もともと人間は第六感を持っていると言われているので、普段は感じられなくても何かの拍子で感じることができることがあると思います。
普段の生活であれば「些細な違和感」「直観でこの人だと思う!」などそれぞれ思い当たる節はあるのではないでしょうか。それはきっと人間本来の持っている純粋な能力。
その純粋な能力は人生の目的や使命を知っているのです。

自分の使命とは?と感じる時、たくさんの物事に触れたり、自分自身と向き合ったり、いろんな人と触れ合ったりしてたくさんの感性と向き合うことも大切です。SNSを一時手放して、自分自身の考えに静かに向き合うこと。瞑想することが大切とされています。
胡坐を整えて、姿勢を整えて、手は両膝に置いてとかしこまらなくても、自分自身がリラックス出来る状況で、目を閉じ、自分の呼吸、今カラダは何を感じているかと、ほんの数分でもいいので、毎日習慣化することが出来れば一番ですが、現代人は皆忙しいので、週、月単位でもいいので取り組むことが出来たら、人生が少し前向きになり、生き生きし出していくことでしょう。

実際私もヨガ狂いの時期を送っていた時、瞑想する時間を意識的にたくさん設けていました。
毎朝起きて5分を実践し、ヨガレッスンでも定期的に瞑想のレッスン受講していました。
その時の自分は今の自分から見てもとても活き活きとして活力に満ち溢れていましたね。
定期的に会う友人にも「会うたび若返っている」と言われたほどです。

現実世、今、目の前で起きている出来事から目を背けたくなったとき

サティア=正直であること 嘘をつかない サティヤ

シャウチャ=自分を見つめ 心を磨く 「シャウチャ」

カルマ=因果応報 カルマ

そして今回のダルマの教えを思い出してみてください。あなたの心をそっと後押ししてくれるはずでしょう

ヨガ哲学は、決して難しいことを伝えているのではなく、日常をより丁寧に豊かに過ごしていくためのヒントを教えてくれています。忙しい現代社会を生きる私たちに役立つ考え方がたくさんあるので、お時間ある時はぜひ読んでみて下さいね。

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